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ファーウェイ】 米国の実質的禁止令
アンドロイドOSもダメ プロセッサもダメ【ピンチ

米トランプ政権が 実質的なファーウェイバン/
禁止令を発動しましたが さっそくグーグルや
インテルに影響が現れてきました

時系列に沿ってまず禁止令への署名から
見ていきましょう 大和タケル

ファーウェイへの輸出を事実上禁止
一段と激化する米中対立
ファーウェイ規制,グーグル,アンドロイド,インテル,プロセッサ,スマホ,スパイウェア,米中貿易戦争,
米商務省は安全保障上の懸念があるとして輸出を
規制する外国企業リストにファーウェイを追加した

制裁対象のイランとの金融取引に関わったと指摘し
米国のハイテク製品が事実上調達できなくなる

これまで米政権は行政処分は見送ってきた。
今回の輸出規制は日本を含む外国企業にも罰則を
含めて適用されるため、世界的な同社の締め出しに
向けた強い圧力となる。 

トランプ大統領は米企業に対し安全保障上の脅威が
ある外国企業から通信機器を調達するのを禁じる
大統領令に署名した。
名指ししていないが大手ファーウェイが念頭にある。 

ロス商務長官に対し、実施時期も含む詳細なルールを
150日以内に策定するよう指示した

米企業は高リスク認定の製品を使えなくなる
大統領令は「外国の敵対勢力」の管轄下の企業が
手掛けた情報通信機器やサービスの取引を禁じ
安全保障の脅威をもたらすと認めた取引が対象となる。
 

米国を脅かす非常事態に対応するために商業活動を
規制する権限を定めた「国際経済緊急権限法/
IEEPA」に基づく措置だ。 

輸出管理法に基づき安保上懸念がある企業を列挙した
「エンティティーリスト(EL)」にファーウェイを
追加した。日本企業を含む企業が米国のハイテク製品や
技術を同社に輸出する場合は商務省の許可が必要になり
原則却下される。

米政府と議会は2018年、政府機関がファーウェイや
中興通訊(ZTE)の製品を調達するのを禁じた。
この大統領令も中国2社を念頭に置いているとみられる。 

既に米AT&Tなど大手通信会社は中国2社の機器を
避けている/日経より一部抜粋

グーグルもアンドロイドの更新拒否へ
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トランプ政権によるファーウェイの禁輸措置を巡り、
米グーグルがファーウェイに対し、スマートフォン
向けソフトの提供を停止した。

ファーウェイは、グーグルのスマホ用OS
「アンドロイド」の更新版を使用できなくなる。
ファーウェイのスマホ事業の足かせとなりそうだ。 

グーグル広報は「既存のファーウェイ製品では、
アプリ配信サービスなどは機能する」と説明した。 
ロイター共同より一部抜粋

追記
米商務省、Huaweiの既存端末アップデートに
3ヶ月の猶予期間 8/19までの90日間


一応 過度な混乱を避けるために執行猶予が
とられました ユーザーは注意してください

さて これだけでなくインテル クァルコムなどの
ハードウェアメーカーも続々と包囲に参加し始めました

IntelやBroadcomもHuaweiとの取引停止か
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Googleに続き、米チップメーカーのIntel、
Qualcomm、Xilinx、BroadcomもHuaweiへの製品
供給停止を決定した

これらの企業が従業員に対し「別途通知するまで
Huaweiに製品を供給しない」と通知したという。 

これは、米商務省が、Huaweiとその関連企業を
産業安全保障局/BISの「エンティティリスト」に
追加すると発表したことを受けたもの。
エンティティリストに載った企業は、米政府の
許可なく米企業から部品などを購入できなくなる。 

IntelはHuaweiにとって、サーバー向けプロセッサの
主要供給元だ。Qualcommのプロセッサやモデムは
Huaweiの一部のスマートフォンで採用されている。 
Bloombergより一部抜粋

アンドロイドOSもダメ プロセッサもダメ
ソフトとハードで追い詰められては 
巨額な投資をしてきたファーウェイの
5G計画もとん挫しかねないでしょう

標的にはドイツも含まれるか?
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最後に挙げておくべき 重要なポイントがあります
それはこのファーウェイ規制は貿易紛争の一端では
ありますが米国 vs 中国という分かりやすい
構図だけではないという点です

中国を支配している中共政府の推しは子飼の
ZTE/中興通訊です

これまでも政府関連ではファーウェイでなく
ZTEが採用されていました
5Gに関しても そうしたことが透けて見える
記事があります

ファーウェイ、中国本土での5G契約はゼロ 
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中国当局は臨時の5Gライセンス交付を決めたが
基準制定で遅れが生じ、業界に一定の停滞が起きた

ファーウェイの楊ヤン超斌5Gプロダクトライン
プレジデントが40件に上る5G契約の地域別内訳として
「欧州23件、中東10件、アジア6件、アフリカ1件」と
説明したことを挙げ、中国市場での5G契約は香港の
1件にとどまる、本土で多くのテストプロジェクトを
進めているがいずれも商用目的ではないことを伝えた。 

これに対して)専門家からは「中国は5Gネット構築の
ペースを鈍化させている」との警告が寄せられたという
/フィナンシャルタイムズより一部抜粋






ファーウェイが中国本土で5G契約を獲得できて
いないという問題で「政府が5G構築をペースダウン
させたことと関係があるかもしれない」との声が
出ている/ 多維新聞より一部抜粋

それでは米国が敵視し 中共も推していない
ファーウェイをどこが支持しているのか?

その代表格がドイツでしょう

※関連記事見出し
【ドイツ】「5G」でファーウェイ受け入れ、
米国の要請を拒絶「いかなるサプライヤーも排除しない」

一説ではドイツ等は5G関連特許とネットワーク構築を
ファーウェイの巨額投資に頼って行うことを前提として
いたために ファーウェイ抜きにはいまさら新しい
ものはできないとう話もあるようです

そこに安全保障を含めた ファーウェイ脅威論が
浮上したために 米中に挟まれる格好になりました

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また同様のことは日本にも言えます
親中派が中国に阿って対応を誤れば
大変なことになりかねません



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