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◇中国 豚肉品薄パニック!更に混乱度を増す香港情勢
先に米国が第四弾までいった制裁関税の
税率を全て引き上げる発表をおこないましたが
中国側もアメ車に対して 大幅な引き上げを
発表しました 大和タケル
中国、米自動車に50%の関税
中国が米国からの輸入品に対し9月から
順次発動する新たな追加関税で 自動車は
多くが50%、大豆の一部も30%の高関税と
なることが分かった。中国政府が明らかにした。
共同より一部抜粋
これはアメリカに対して かなりな揺さぶりに
なりそうですがその一方で 中国国内にも
貿易戦争の余波がじわりと浸透してきています
それは食卓の部分に現れました
豚肉 購入量制限で庶民パニックに
2019年4月以降、湖北、安徽、四川、福建
など29省の一部地域で豚肉価格補填制度が
導入されており、 その中には、買占め防止の
ため豚肉購入量の制限と身分証明書の提示が
決められている地域もある。
福建省三明などでは豚肉の品不足と
高騰があまりにもひどいことから、
中秋節、国慶節にむけて、豚肉に対する
補助金制度や購入制限措置を導入すると
発表した
庶民の不安はかなり深刻
福建省の明渓県は物価調整資金として
県の4社のスーパーに対して 20万元の
豚肉用補助金を捻出したという。
消費者は1日の購入量を1人あたり
2種類の肉をそれぞれ1kgまでに制限される。
jb-pressより一部抜粋
これはかなり重要な動きです
長らく続いた豚ウィルスに加え 飼料となる
大豆等を輸入規制した上に国際購買力の劣る
元安誘導などの複合的な帰結と言えるでしょう
大陸では肉と言えば豚肉と聞きます
高尚な政治や経済指標には疎くても
食卓を直撃する こうした話には
庶民は敏感なものです
米中対立が 実感として身に染みる
かもしれませんね
豚肉不足だからといって
両脚羊食べたらダメだよ
・∀・)喫人禁止! (`八´; 閉嘴鬼子!!
さて こうした国際対立の象徴的な存在と
なりつつあるのが 香港での民主派と中共との
バトルです
まず中共外交部が G7にかましてきました
G7声明の香港言及に「強烈な不満」
「G7のメンバーは下心を持って
余計な企みをするのをやめてもらいたい」
中国外務省の耿爽副報道局長はG7サミットの
宣言文書が香港問題に触れたことについて
「強烈な不満と断固とした反対を表明する」
と述べた。/①
香港警察が強制排除で拳銃発砲
香港・新界区で「逃亡犯条例」改正案に
抗議するデモが行われた
強制排除に乗り出した警察がデモ隊に
対して催涙弾などを発射したほか、
拳銃を抜き発砲して威嚇した。
高圧放水車と装甲車も投入された。
大紀元より一部抜粋
民主派のリーダーらも逮捕
香港警察は30日 2014年の雨傘運動の学生
リーダーだった黄之鋒/ジョシュアウォン氏と
周庭/アグネス・チョウ氏を逮捕した。
29日には香港独立を主張する急進的な政治団体の
創設者、陳浩天氏も逮捕しており、
活動家を厳しく取り締まる姿勢を鮮明にしている。
香港メディアは黄氏の逮捕について6月の
警察本部の包囲にかかわる容疑だと伝えた。
雨傘運動で「学民の女神」と呼ばれた
周氏は日本語が堪能で、たびたび日本を訪問。
6月の日本記者クラブでの記者会見では
改正案について「香港が中国に返還されてから
最も危険な法案だ」と訴えていた。②
①②とも日経より一部抜粋
香港の状況は流動的です
彼らが解放されたという情報も入ってきました
保釈金1万元だったそうです
更に予定されていた大規模デモの中止
情報もあります
これが本当なら いわば人質なったリーダー
らの解放を条件にデモが中止となった
可能性もあります
逃亡犯条例改正取り下げ提案 中国却下
香港の林鄭月娥長官は争点となっている
「逃亡犯条例」改正案の取り下げを中国政府に
提案したが、中国政府はこれを却下した
ロイターより一部抜粋
駐屯部隊入れ替えは 制圧の準備か
米国防当局は、年に1度の定期的な
入れ替えだとする中国の主張に強い
疑念を示している。
米当局者は、「特に懸念されるのは、
戦車や兵員輸送車を含む中国の部隊の
今後数日の動きだ。
31日に計画され、既に禁止が言い渡された
民主化要求運動を即座に弾圧できる位置へと
動くかもしれない」と予想する/cnnより一部抜粋
重要な香港市場
半島の突端であり ちっぽけな香港に
なぜ こんなにも大騒ぎするのか?
と思っている人もいるかもしれません
しかし 香港はサイズに似合わない
大きな存在なんです
香港は国際金融都市としての地位を失うのか?
「世界金融センター指数 世界ランキング
Z/Yen Group/英シンクタンク調べ
世界112の金融センターと言われる都市を、
5つの要素(詳細には133の要素)で分析し、
1,000点満点で点数化してスコアリングを
して順位を決めるものだ。
世界一の座はニューヨークが不変の地位を
築き、ロンドンは依然として世界第2位の
地位を維持している。
香港は、ロンドンについで世界第3位であり、
世界三大金融センターとしての一角を維持した
(ロンドン/787点、香港/783点)
「世界金融センター指数」
第3位香港の「政治の安定性」
証券市場を見てみると、香港はシンガポール
に対して時価総額・上場企業数・IPO件数・
新規調達規模等の数値が3~5倍以上の
市場の規模があるのがわかり、定量的にも
香港の優位性が確認できる。
Nippon Wealth Limited より一部抜粋
これは香港で営業している日系ファンド
による記事ですが 餅は餅屋らしい内容です
ちなみにこの調査では東京が第6位
フランクフルトは10位となっています
こうした香港の金融界における重要さも
大陸とは異なる自由度に依るところが
大きく 完全な共産配下になれば
価値は大きく下がるでしょう
※関連記事見出し
米国 自治侵害で中国に警告
香港の優遇措置見直しも
しかし 豚肉が無くなるとは
ε`・ω・´)トンでも無いなぁ (`八´;没趣! すべってるアル!!
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