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◇プロジェクト停止続出
 一帯一路が植民地戦略とバレ始めた!

中共と習近平が現代のシルクロードと喧伝する
一帯一路ですが 早くも綻びを見せ始めました
まとめましたので ご覧ください
大和タケル

一帯一路 プロジェクト停止続発
経済,貿易,アジア,パキスタン,ダム,トレード,投資,

広域経済圏構想「一帯一路」
隣国が次々と離脱し、重大な困難に直面している

パキスタン、ネパール、ミャンマーの3カ国は
このほど、中国が計画していた大規模水力発電所
3カ所の事業中止を発表した。
総額200億ドル/約2兆2500億円規模の大型プロジェクトだ。 

パキスタンはインダス川流域のディアメル郡バハシャダム
の建設に中国が申し出ていた資金140億ドル相当
約1兆5754億円の受け入れを拒否した
ネパールは25億ドル(約2813億円)規模の水力発電事業に
ついても合弁相手の中国企業が「重大な財務違反を犯した」
として事業取り消しを決定。
ミャンマーも「大型水力発電所には関心がない」と表明した 

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専門家は「今回中止された三つの案件は、それぞれ
背景や原因が異なるが 周辺の発展途上国は中国に
大型インフラ事業を引き渡す代償は大きいと
気付いたのだろう」と指摘している
「中国の『一帯一路』構想は、周辺国に長期的な
植民地戦略ととらえ始められている」と伝えている。
多維新聞より一部抜粋

この内容についてはエコノミックタイムスでも
パキスタン、ネパールの二つのダム事業から
withdrawal /撤退したと表現しています

このバハシャダム計画については6月に載った
別の記事に詳しく述べられています

Bhashaのダム計画 
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パキスタンはヒマラヤから流出したインダスに沿って
メガダムのカスケードを建設することに長年熱心に
取り組んできたが困難な計画は 中国の一帯一路に
よって復活した。

Diamer-Bhashaのダムは4,500 MWの電力を
生産するはずであり、広大な新しい貯水池は、
ますます不規則な気象パターンに脆弱な農地
への水の流れを規制するだろう。

中国  パキスタン経済回廊/CPECについて
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イスラマバード指導者イクバル(Iqbal)氏談
「初年度に20億米ドル 次年には約100億ドルの
新規取引が署名されるべきだ、更に2020年に
倍増する可能性も高くインフラ建設は止まらず
クウェッタ、ペシャワール、カラチの道路や
大型鉄道輸送システムの契約が締結されている。

これには民間投資も含まれていて 控えめにみて
200億ドルを2020年までに新規投資するだろう」
ロイターより一部抜粋 







このインタビューにあるように バハシャダムは
2兆円を超える 巨大な計画のスタートであり 
この後にパキスタンの要所を結ぶ道路や鉄道等の
インフラ整備が予定されていました
このように熱く語っていた パキ側もわずか
半年で離婚状態になったというお粗末ぶりです

初っ端でトラブったということは この後に続く
計画もすんなり行くわけがありません
特に中国の一の子分といっていいほどの軍事的
経済的関係となっているパキスタンが 難色を示した
ことは よほどのことがあったと思われます

またバハシャのあるディアメル郡は外務省の
データでは渡航中止勧告地域となっています

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●レベル3:渡航は止めてください。渡航中止勧告
・イランとの国境付近一帯
・バロチスタン州のクエッタ市
・ギルギット・バルチスタン地域のディアメル郡
外務省HPより

ミャンマーに関しては ロヒンギャ問題で国際非難を
浴びている政権をおおっぴらに支持しているのは
中国ぐらいなので 巻き返しが予想されます

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こんな中で日本の財界も日中・経済界会議で
中国詣を再開したり 安倍首相も同様に
中国構想に「大いに協力できる」経済連携の推進に意欲
なとど報じられていますが どうかと思います
 
経済,貿易,アジア,パキスタン,ダム,トレード,投資,
下手をするとまた惨敗の目がでるかもしれません




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