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止まぬ】インド-パキスタン紛争を 経済貿易的側面から見る 【砲撃
インドとパキスタンの紛争が収まりません
どちらもアジアの核保有国であり 軍事的にも
相当な力を持っています 大和タケル
またインドは経済でも伸び盛りの状況であり
両国の戦いは国際的にも ある程度の影響を与えかねません
ここは経済サイトですので まず両国の産業経済面から
見ていきましょう
インドは2019の経済成長率も7%以上の予測と好調です
パキスタンも2018は約5,8%でしたから こちらも堅調でしょう
物価上昇率は両国とも4%弱となっています
特にインドはIT関連と自動車市場が世界的な規模に
成長してきています
インドITの中心地 バンガロール
バンガロールに進出した主な企業
ソフトウエア・ネット・IT機器分野
マイクロソフト、アクセンチュア、HP、
Sアマゾン、AP、Dell、EMCオラクル、
IBM、アドビ、ネットアップ、グーグルなど
半導体のテキサスインスツルメンツ、
インテル、クアルコム、AMD、
通信機器ではシスコシステムズ、エリクソン、
ジュニパーネットワークス、ノキア、ファーウェイ
といった名前が挙がる。
実に、そうそうたるメンバーではないだろうか
驚くのは、その多くが本国以外では
最大規模の開発拠点を構えていることだ。
数千人のスタッフは当たり前で、IBMや
アクセンチュアなどはインド全体で10万人を
超えるスタッフを擁する/東洋経済より一部抜粋
自動車市場
インドの自動車保有台数も伸びており 2017年に
ドイツを抜いて世界第4位になりました
そこでは 日本で鍛えられたスズキなどの軽自動車の
活躍があります
これはインド北部の地図ですが 各国の自動車
メーカーの工場が集まっているのがわかります
そんな中でインド-パキスタンの紛争が起こりました
国境沿いの砲撃等は これまでも繰り返されてきましたが
ほぼ半世紀ぶりに両国が空軍機による爆撃をするなど
かなり本格的な戦いとなりました
止まぬ砲撃戦
両国は三回も戦争を繰り返した累代の仇同志ですが
ここでは2019年2月の空爆前後から これまでの経緯を
わかりやすく載せてみました
2019
02/15 2/27 2/28 3月 4月
カシミール インド空軍 パキスタン 両軍 印軍砲撃
自爆テロ 報復爆撃 報復爆撃 散発的砲撃 パ側3人死亡
インド側
40人死亡
. ∴∵∴:∵&t;∵ _i/ = =ヽi ∴  /)
∴∵☆彡∴∵∵ / / [|| 」 ||] ( i )))
∴∵∴∵∴ / ヘ | | ____ ,ヽ | | / /
∴゚∴∵∴∵ /ヽ ノ ヽ__ . / ∴ /
∴∵∴∵ く / 三三三∠⌒ <今ココであります!
2月の戦闘では インド空軍はパキスタン側の
支配地域内の武装勢力に対して相当の打撃を
与えたと思われます(パ側は否定)
また双方のの迎撃により 印側はミラージュ2000×1
Mi17ヘリ×1 (捕虜パイロットは早期返還)
パキスタン側はF-16×1(疑問の声もあり)の戦力を
失ったとされています
それ以降も鉄道などは動いていたようですが
両軍による散発的砲撃は続いています
2019年4月3日にもカシミールで双方の砲撃があり
パキスタン軍の7箇所の前哨基地が破壊されました
この戦闘でパ軍の3人の兵士が死亡しています
総選挙と跋扈するテロ
インドでは総選挙シーズンとなっており
モディ首相率いる与党にとっては気の抜けない
状況ですが 影を落としているのがテロ攻撃です
インドで40名が犠牲になった自爆攻撃
今回の空爆も 車列への自爆攻撃が呼び水となっていました
そして 再び印パ両国でテロが発生しています
パキスタン】市場で爆弾が爆発、
少なくとも16人死亡 クエッタ
インド】
中部のチャッティースガル州
与党「インド人民党」のビーマ・マンダビ州の
議会議員の乗った車が走行中 爆発した
いまや日本にとっても大きな顧客となりつつあるインド
その行く末は 日本経済にとっても決して無関係ではないでしょう
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