経済&政治のページ

Home > > 経済&政治

経済&政治のページ

米国で日本の憲法改正要求高まる
もはや許されない逡巡

米国議会で高まる「日本は憲法改正せよ」の声

共和･民主ベテラン議員が日本批判

「憲法上の制約を口実に何もしていない｣

米国のトランプ政権は日米同盟の堅持と

尖閣諸島の共同防衛を確約している。

その一方でこのほど、民主党の有力議員が

米国議会で“日本は憲法を改正しない限り

米国の公正な同盟パートナーにはなれない”

“現状では米国は尖閣を防衛すべきではない”と

いう主張を表明した。

日本側の憲法が原因とされる日米同盟の片務性は、

これまで米国側から陰に陽に批判されてきた。

だが、これほど真正面からの提起も珍しい。

日本側としても真剣に受け止めざるをえない主張だろう

米国議会下院外交委員会

「アジア太平洋小委員会」公聴会

米国,日本,憲法改正,要求,共和,民主,トランプ政権,日米同盟,改憲,憲法9条,防衛

日本や中国などアジア太平洋地域の諸課題を審議

ベテラン議員　日本の現憲法を問題視

公聴会ではまず議長のヨホ議員が、中国の南シナ海での

人工島造成や軍事基地建設を膨張主義だとして非難し、

中国による東シナ海での日本の尖閣諸島領域への侵入も

米国の同盟国である日本への不当な軍事圧力だと糾弾した。

そのうえで同議員は、オバマ政権下の米国のこれまでの

対応が中国をまったく抑えられなかったと指摘し、

日本などの同盟国と連帯して対中抑止態勢を

構築することを提唱しその前提には、トランプ政権が

日米で尖閣を共同防衛する意思を表明していることが

もちろん含まれていた。

リベラル派も日本の改憲を要求

民主党ブラッド・シャーマン議員(当選11回)

「トランプ政権が日本の施政下にある尖閣諸島の

防衛を約束したことには反対する」

シャーマン議員はさらにショッキングな発言を続けた

「日本は憲法上の制約を口実に、米国の安全保障の

ためにほとんど何もしていない。

それなのに米国が日本の無人島の防衛を膨大な費用と

人命とをかけて引き受けるのは、理屈に合わない。

日本側はこの不均衡を自国の憲法のせいにするが、

『では、憲法を変えよう』とは誰も言わない」

「同時多発テロ事件が起きた時　NATOの同盟諸国は

集団的自衛権を発動し米国の対テロ戦争に参戦したが

日本は憲法を口実に軍事行動を何もとらなかった

この際、憲法を改正して米国を助けよう』と主張する

政治家が1人でもいただろうか?」

共和党議員も同調

デーナ・ローラーバッカー議員(当選13回)

「確かに日本の憲法が日米同盟の公正な機能を阻んでいる。

だが、安倍晋三首相は憲法改正も含めて日本の防衛を強化し、

同盟を均等にしようと努めている。それに、アジアで中国に

軍事的に対抗する際、本当に頼りになるのはまず日本なのだ」

ローラバッカー議員もやはり日本の現行憲法が日米同盟の

双務性を阻み、本来の機能を抑えていると認めている。

jbpressより一部抜粋

大和タケル

この改憲に関する米国議会の不満や批判は

日本人にとって耳の痛い問題です

確かに欧州や中東で戦闘が行われていた時には

まだ真剣に受け止めることは少なかったでしょう

しかし　中国からは南シナ海から尖閣諸島
果ては沖縄まで圧力を受け　北はミサイルに暗殺
南は指導者不在の緊迫した半島情勢も在って
まさに身近に火の粉が降りかかっている状況で
憲法9条を　お題目のごとく唱えていることは
世界からも許されない事態となってきました

この米国議会の意見も　"共に戦えない状態では

助けようが無い"という見解の現れだと思います

特に避けられない問題は自衛隊の軍としての扱いです

第五世代戦闘機の実証機まで持とうとしている組織が

後方支援の場合は武装民間人/(民兵なのか? )扱いでは

詐術であり　外人にも日本人にも混乱を与えるだけです

海賊対策のような任務の他に　中国や北朝鮮などの

圧力や脅威が高まっているのは言うまでも無い事でしょう

それなのに　今の日本の防衛は砂地の上に巨大な建物が

建ってしまったかのような　根本的な部分が成っていません

実際に対処する隊員の方々にも　名誉も理解も与えられず　

どうして任務へ行けと命じられるのか?

日本人は改憲に賛成している

また注目すべきは　当の日本国民が既に改憲への

賛同を示している点です　フェイクでない証拠に

賛成または　どちらかと言えば賛成派が４２％

反対または　どちらかと言えば反対派が２５％

朝日新聞　2016/9月の調査より

憲法改正「賛成」51％ 「反対」は32％

毎日新聞　2016/7月の調査より

そして　選挙でも改憲支持派が改正に
必要な議席の2/3を占めています

にもかかわらず　いまだ改正はまったく進まない　
それどころか連立与党の中ににすら　売国奴とも
言える反対派がいて首脳陣の足並みも揃わない

いまの日本は　目の前に危機が迫っているのに

立脚すべき法的根拠も確定しない様々な不安の黒雲が
覆っている　どんよりとした曇天/どんてんの状態です

ですから　きっちりと憲法改正をして快晴としたいものです