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そうか人災だ! 津波のようなダム放水 公明石井国交大臣にも叱責集まる
関西や中国四国方面で大きな水害が発生しました
犠牲になられた方にお悔やみを申しあげます
大和タケル
自分も臨時給水所まで通った経験が
ありますが 酷暑の中で続く片付けなどの
労苦に対して胸中をお察しします
さて 今回はダム放水の結果が多くの
犠牲者をだした問題点を中心にまとめました
※なるべく広く被災者の声を載せるため
国内マスコミ各社の報道から証言部分の
抽出をしましたので ご了承ください
公明石井国交大臣】
被災地視察 被災者などが詰め寄る場面も
石井国土交通大臣は14日、広島県に入り、
広島市安芸区や呉市、それに東広島市などの
被災現場のほか、熊野町の避難所などを視察した。
その際、被災した住民やボランティアらが
松市長らに詰め寄り、支援が行き届かない被災地の
現状を訴える一幕もあった。
どんだけしんどいか スコップもってやってみい!
住民らは、地域につながる道路の渋滞がなかなか
解消されず、復旧の妨げになっていると
水やスコップといった必要な物資が不足している
などと伝え、行政の支援の強化を求めていました。
このような怒りの矛先が石井国交大臣に
向かうのもダムを守るためとはいえ放流に
よる犠牲者や家屋等の被害が かなりの数に
のぼるためです 人災ともいわれていますが
そうした点について見て行きましょう
愛媛 肱川氾濫9人犠牲 ダム放流
愛媛県大洲市や西予市に甚大な被害をもたらした
「肱川」の氾濫について、川の上流にあるダムを
管理する国土交通省四国地方整備局の担当者らが
会見を開きました
愛媛県大洲市と西予市では7月7日、両市を流れる
肱川氾濫で、広範囲にわたって住宅などが浸水し、
逃げ遅れや土砂崩れなどで9人が犠牲になるなど
甚大な被害をもたらしました。
国交省 周知は適切だったと発言
このうち、鹿野川ダムでは一時、安全な放流の基準の
6倍に当たる毎秒およそ3700tを放流したということです。
四国地方整備局担当者
「下流域の被害は予想されていたが、想定外の雨量で、
ダムの容量がいっぱいになり放流はやむをえなかった。
住民への情報の周知は適切だったと思う」と話しています。
しかし その一方で当事者であるダム近隣住人の
証言は生々しく 当時の緊迫した状況と恐怖が感じられます
住民「天災ではなく人災」基準量6倍
下流では急激に増水 周知方法に疑問の声も
大洲市 肱川の氾濫に際して川の上流にある
鹿野川ダムからは一時、基準量の6倍の水が放流され、
その後、急激に川が増水したということで、
流域の人たちからは放流の周知などが適切だったのか
疑問の声も出ています。
では ここから住民の方々の証言を拾ってみます
またダムの所在地の地図も載せましたので
地形理解の一助にしてください
鹿野川ダムの1キロほど下流にある
大洲市肱川町の下鹿野川地区の被災者証言
出水清志さん
7日午前8時すぎに「水が来るぞ」という近所の人からの
連絡で、初めて川に水が押し寄せていることに気づいた
「あっという間に水があふれていった。
大量の水を放流するという周知があったかどうか
覚えていないぐらいで、水没するなんて思いもしなかった」
同地区 橋本福矩さん
「ダム放流で起きた水害であることは明らかだと思う。
自然災害はしかたないし、ダムの放流も止むを得ない
ことだったとしても、住民への情報の伝え方は
もっとやり方があったのではないか。
人の命を軽視しているとしか思えない」
地元消防団 金野昭一さん
「これは天災ではなく、人災だという住民も多い。
行政にはきちんと検証をしてほしい」
鹿野川ダムのある大洲市住民
岩田美保子さん
(7日午前7時頃)「スピーカーから放流します。
川岸に近づかないで」と流れるのを聞いた。
放流はいつものことで普段通り過ごしていたが、
約1時間後に川からあふれた水が自宅に迫り、
慌てて高台に逃げて助かった。一気に何千トンも
流す時はもっと分かるように言って」と憤る。
更に上流の野村ダム近隣地区男性
「朝の時点では何も聞かなかった。
いっぺんに放流するからこんな事態になる」
野村ダム近隣住民の女性
「いつもなら空襲警報のようなサイレンの音が
するのに、今回は全く聞こえなかった」
雨音が強く、避難指示は家庭にある防災無線で知った。
避難指示と同時に川の近くの家を戸別に回った。
亡くなった82歳と74歳の夫婦の家も訪ねていた
同地区女性
障害のあるおじが浸水した家に取り残されたという
「警報を鳴らしても分かとらない人や聞こえない
人がいることも考えて」訴えた。
専門家の意見
愛媛大防災情報研究センター 矢田部龍一教授
「ダム放流による洪水災害は、住民が自分のことだと
認識しているかが問題。流域の学校での防災教育など
積極的な取り組みが必要だ。的確な情報発信や伝達に関し、
いま一度検討する必要がある」
こうして見ると告知はあった しかし聞こえなかった
また普段の放水と変わらない内容だった等 いろいろと
問題が見えてきました
これは公明石井国交大臣も叱責されて当然でしょう
自分も ダムそのものが不要とは思いません
ですがそのダムの管轄は 国土交通省 #水管理
#国土保全局 などです
そしてその国交大臣を出している #公明党 は
この犠牲者数をどうおもってるんでしょうか?
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