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TPP11/イレブン 世界GDP12%の
新組織 スタートへ!
TPP/環太平洋戦略的経済連携協定(Trans Pacific
StrategicEconomic Partnership Agreement )
の交渉が大詰めを迎えました
大和タケル
抜ける国があれば NZのように戻る国もありと
難産でしたが ようやくスタートへこぎつけました
注目のTPPについて まとめましたのでご覧ください
TPP11、閣僚会合で正式合意
各国は閣僚会合の成果を踏まえ、正式合意
に向けた手続きに入る 11/11
茂木氏は共同記者会見で、「全閣僚が合意した。
高い水準でバランスの取れた内容になった」と評価した
その上で、新協定について「11か国のうち6か国の
国内手続き完了から60日後に発効する」と述べた。
アイン氏は、「我々は重要な合意に達した。TPP
の高いレベルの合意を維持しながら、包括的な協定で
各国の利益にもかなう」と歓迎した。
TPP参加11カ国は、ベトナム中部ダナンで
開かれている閣僚会合で、11カ国での発効に向けて
大筋合意したと 茂木経済財政相が会合後に
記者団に語った。10日の首脳会合で正式に確認する。
世界の国内総生産(GDP)に占める比率は12%となり、
アジア太平洋地域を網羅する貿易圏が誕生する。
TPP11のメンバー
オーストラリア、チリ、ニュージーランド、
ブルネイ、ベトナム、カナダ、マレーシア、
メキシコ、ペルー、シンガポール、日本
共同などより一部抜粋
暗い話題の多い中で これは期待の持てる合意
なんですが 実はまだ協議続行の部分もあります
それらを見ていきましょう
TPP閣僚会合 焦点の凍結項目の調整が続く
11月9日時点
挨拶する議長国ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の参加11か国は、
日本時間の9日夜、ベトナムのダナンで改めて閣僚会合を
開いていて、焦点の凍結項目をめぐる協議が続いた
越と共に共同議長を務める茂木経済再生担当大臣は
焦点となっている凍結項目をめぐり、各国の要望を
踏まえた議長案を示したうえで、「各国の要求を
最大限反映させるように努力した結論にたどり
つけるよう議論したい」と述べた
各国からは、議長案を支持する意見が多く出されたが
残された課題もあるとして折り合わず焦点の凍結項目を
めぐる協議が続いている/外電より抜粋
太平洋域を網羅するTPPには各国ごとのいわば
お家の事情が絡みます
難航した問題を提起した国をみてみましょう
凍結協議の具体例
ベトナム
繊維製品の関税撤廃・削減対象を制限する原産地規則
や電子商取引ルールの凍結を要求
ニュージーランド
企業と進出先の国との紛争解決手続き条項に難色を示す
ベトナムは 2017年1-10月期に新設された企業数が
前年同期比+14.6%増 1社あたりの登録資本金の平均も
前年同期比+25.5%増と成長していますが 国民一人当たり
のGDP値等では 少し伸び悩んでいます
またNZや豪,加などの国々は近年 中国人の大量流入や
土地の大規模取得が続き 国民感情悪化や規制の動きが
強まっています
移民国であった豪の選挙で二重国籍が争点となったのも
そうした流れもあってのことでしょう
日本もベトナムもそうした危機感をある程度
共有しているともいえます
台湾も参加を求めている
更に将来的なプランですが IT等で成長を続ける
台湾がこのTPPに参加を希望しています
そうなれば組織の重要性が 増すことは確かでしょう
APECの閣僚会議がベトナムのダナンで始まった。
沈栄津経済部長は、台湾はアジア太平洋地域の
サプライチェーンに欠かすことのできない存在だ
とした上で、環太平洋経済連携協定/TPPや東アジア
地域包括的経済連携/RCEP参加に強い意欲を表明した。
台北中央社より一部抜粋
ワールドワイドすぎて後で分裂脱退騒動になるより
ミッドスケールでも気の合う仲間同士で続けていける
そんな風になっていければいいなと思います
以上です
TPPイレブンいい気分〜♪ 入っててよかった〜!
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