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再び始まった米中制裁合戦 影響は大きいが
恐怖指数はまだ極度の上昇を見せず

米国の22兆円分の制裁関税25%への引き上げに
対する中国側の報復が発表されました
両国の報復合戦の様子をまとめてあります
大和タケル 

中国が報復関税、最大25%に上げ 
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中国国は5~10%の追加関税をかけていた
600億ドル(約6兆6千億円)分の米国製品に
ついて、関税率を25%に引き上げると発表した。

中国の追加関税の対象となるのは約5200品目。
関税率が10%になっている品目の内、液化天然ガス
ハチミツ 工具など約2500品目を25%に上げる。
肥料、歯磨き粉、紙類、発電機など約1100品目は
20%に引き上げる。 

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ハチミツ関税上げて大丈夫?プーさん困るんじゃないかな 

米国が中国製品2千億ドル分への追加関税を
10%から25%に引き上げたことへの対抗措置だ
関税引き上げによる中国企業への打撃を防ぐため、
適用除外の申請も受け付ける。 

中国側の追加関税は6月1日から実施される
米中両国は「制裁合戦」に再び突入した。

米国も33兆円分の細目を発表
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米通商代表部は対中制裁関税の第4弾を発動
するため、正式な手続きに入ると発表した。

対象は約3800品目。金額ベースではアップルの
「iPhone」など携帯電話/432億ドルが最も多く、
次にノートパソコン/75億ドルなどがある。
衣類など消費財が多いのも特徴だ。
生活や産業への影響が大きい一部医薬品や
レアアースなどは除外 

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●衣類(上着、ズボン、スカートなど) 
●iPhone等の携帯電話やヘッドホン 
●パソコン 
●玩具/クリスマス用装飾品 
●衛生用品/スポーツ用品/筆記具

■除外された品目 
医薬品、一部の医薬品原料、一部の医療用品、
レアアースなど重要な鉱物資源 
ここまで日経/共同などより一部抜粋






米中制裁合戦の影響
これまで大陸で集中的にiPhoneの生産を
してきたフォックスコンは年内にインドでの
大量生産に移ることを発表しています
同様の動きは 日本企業にも現れていました

さて この両国の制裁発動を受けて 
世界の株価は軒並み下落しています

上海株の低下がさほど目だたないのは 
売りを停止する措置が取られているとも
いわれていますがそんなことしても
保有者の含み損が増えるだけだと思います

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韓国総合株価指数の一ヵ月のチャート

また最も為替と株価を下げているのが韓国です

日経も当然 下げてますが月単位でみると
ボリンジャーバンドも下についてますから 
そろそろにも見えるように思えます

また もうひとつ見ておくべき"恐怖指数"は
驚くほどの上昇はしていません

恐怖指数は極度の上昇は見せていない
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恐怖指数半年チャート 
昨年12月頃に比べるとまだずっと低い数値

この恐怖指数はS&P500を対象とするオプション
取引のボラティリティをベースにして
計算される値で この数値が高いほど投資家が
相場の先行きに不安感を持っているとされます
ボラティリティは揺動性 細かい変化による
平均からのズレを表します

このVIX恐怖指数は最高100まであって
一部にかなり煽った書き方をしているところも
ありますが 今のところ20程度ですから 
ほぼ通常の変動内といえるようです
米中貿易紛争ぼっ発時にも上昇していますが
それでも40は超えませんでした

これまでの高い数値も載せときます
2001年9月21日 アメリカ同時多発テロ 49.35
2008年10月24日 世界金融危機 89.53/史上最高値

今後の米国と中国の動きには注目すべきですが
短期的に一喜一憂するより 歴史を目撃している
くらいの大局観も必要ではないでしょうか



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