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◇一帯一路 厳しい船出
 インド拒絶に英仏独も署名拒否

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5/15から 北京で鳴り物入りで華々しく
開かれた一帯一路会議でしたが ホスト国中国の
張りきりぶりと裏腹に厳しい船出となりました

まとめましたので ご覧ください

大和タケル
一帯一路貿易文書、英仏独など署名拒否 
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 中国・北京で15日に閉幕した現代版シルクロード
経済圏構想「一帯一路」国際協力サミットフォーラムで、
英国、フランスやドイツ、ギリシャなどのEU加盟国
が貿易推進に関する文書への署名を拒否していたことが判明
 仏メディアが報じた。公共調達の透明性や環境基準などを
めぐる欧州側の懸念が考慮されていなかったためという。 
中国外交部も報道を事実上認めた。 

sankei.comより一部抜粋

インドが中国「一帯一路」に肘鉄砲、
中印の亀裂を露呈 
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北京で今月開催された一帯一路国際会議に
中国はインドのモディ首相と閣僚6人を招待した

出席を促すためにパキスタンの紛争地域を経由する
中核プロジェクトの名称変更さえ提案してきたと
インドの与党幹部や外交筋は語る。 
だがインド政府は、中国政府からの外交努力を拒絶した 

中国をアジア、さらにその先へと結びつけるための
陸上・海上ルートが、パキスタン支配下の
カシミール地方を経由することに激怒したからだ






インドを巻き込もうとする中国の努力が失敗に
終わったことについて、詳細はこれまで
報道されていなかったものの、領土紛争や
中国によるパキスタン支援などを巡り、
両国間に横たわる溝の深さを示している。 

主権への強いインドの姿勢

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「一帯一路」プロジェクトに対する拒絶は、
モディ首相がこれまで中国に示した対立姿勢の
なかでも最も激しいものだ。 
    

同時にインドの孤立化を招くリスクがあるとの声が
中国の識者や一部のインドの専門家から聞こえてくる

「中国は、たとえ自国の主権問題にわずかに関連している
だけのテーマでも、それが侵害されていると
見なせば、日常的に他国を脅してくるが
貿易や商業の利害のために主権を譲り渡す国などない」 
マダブ氏/インド人民党閣僚

ロイターより一部抜粋

インドが孤立する心配は無用
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この記事内にあるように 今後 中国との関係が
こじれてもインドが孤立することは無いでしょう
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なぜなら かつてのように日本が必ずインドを支援します
また中国が進める真珠の首飾り作戦に対抗するような
新たな海洋交易戦略を 日印が中心となって作り
ASEANや台湾なども含めて進めていってもいいと思います

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※関連記事

中国の一段格下げへ 債務見通し悪化で
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米ムーディーズは中国の格付けを「A1」に引き下げ
これまでは「Aa3」だった。 
債務増大と経済成長鈍化で中国の金融・財政力が
悪化するとの見通しを示した。

ムーディーズ発表
「改革の進展がいずれは経済と金融システムを変革する
可能性があるものの経済全体に広がる債務がさらに
増大することを阻止する公算は小さく、結果として
政府偶発債務が増えるだろう」

bloombergより一部抜粋

グローバリゼーションは効率や生産コストの安さ
ばかりが重視されてきました

しかし これからは日本と中国 インドとパキスタン間の
ように領土問題や軍事的関係を無視しては進まない状況と
なりつつあります 

安くても一定の品質なら どこの国の物だっていいだろ
と思っている経済関係者は インド閣僚が言った
"貿易や商業の利害のために主権を譲り渡す国などない"
というを言葉をよく理解すべきでしょう 




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