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◇中国無人コンビニ 
客が来ない無人でお払い箱に

大和タケル

数年前は急拡大中として新ビジネスの
寵児と持て囃された中国「無人コンビニ」
どうやら 化けの皮が剥がれてきたようです

無人コンビニ、バブル崩壊でただの箱に
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「中国スゴイ!」という文脈で、中国に
あるガラス張りの無人コンビニがしばしば
取り上げられました。

2017年から2018年にかけてのことです。
QRコードによるキャッシュレス決済や
シェアサイクルの次として使われたのです。

まさに「あの無人コンビニは今」
ガラス張りの無人コンビニは中国各地に
登場しました。

無人コンビニは「面積は小さいので
テナント料は安い」「無人なので人件費も
少ない」「だからすぐ儲かる」という
論法で小売りの未来を提示しました。
華々しく登場して、海外にまでその存在が
驚かれた無人コンビニですが、最近の
「あの無人コンビニは今」的な報道を見るに、
ビジネスモデルとしては成功しなかったと
結論づけられそうです。

無人コンビニ関連企業には2017年には93件、
総額にして43億元(約645億円)の投融資が
あったと報じられています。
ところが2018年以降、無人コンビニは
企業を問わず閉店していきます。

赤字を出し続け、大胆なリストラを決行
無人コンビニを代表する「BingoBox」という
企業は、2017年7月に1億元(約15億円)
2018年1月には8000万ドル(約86億円)の
融資を受けています。

赤字続きだった内情
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中国経済全体が低迷 失業者も増加中

400店舗まで増えた時点で毎月500万元
(約7500万円)の赤字を出し続けたと
報じられています。

2018年に社内リストラを開始160店舗を閉店
最も大胆なリストラを行った2019年1月には、
1週間で社員を100人以上カットしたといいます。
最盛期には500人いた社員も100人に減少。
広東省など華南地方などから完全撤収し
北京など僅かな店舗が残る結果となっています。
bunshun.ismcdn.jpより一部抜粋






このBingoBox/ビンゴボックスという企業は 
中国の無人コンビニ業界のトップを走っていました

平均面積50~60㎡程度の無人店をわずか 
半年で300店を出店し 最盛期には年間で
5000店舗もの拡大をめざしていました

扱う商品は 中国製ブランドがほとんどで
決済はネット通販アリババのスマホ決済
「アリペイ」を使って済ませます
一時は 大陸民度向上の証とも喧伝されました

中国の無人コンビニ 盗難無し
盗難などはほとんど見られず、顧客は自主的に
代金を支払っていると伝え、「中国人の民度は
決してみんなが思うほど低くはない」と主張した。

ですが結局 新四大発明と同様に
馬脚を現す結果になりました

無人コンビニといっても
客のいない無人だったとは!
さすが中国四千年のオチ!
ε`・ω・´)   (`八´;Φ 閉嘴鬼子アル!!


最後に 海外の匿名掲示板に
おもしろいものがあったので
おまけに ちょっとだけ載せときます

日本の自販機とカバーで覆われた
海外の自販機との比較画像を見て
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アノニマス
 社会に信頼性があるかないかの違いだよね。
 信頼性がある国では問題なく
 外に自販機を設置出来る。+24 アメリカ

アノニマス
 つまりは治安の違いという 事ですね
   分かります。 +22 アメリカ

アノニマス
 日本はたばこやお酒の自販機すら普通に
 街中にあるアメージングな国だよ。+30 英国

アノニマス
 しかも日本の自動販売機のドリンクは、
 欧米のモノと比べると値段が安い上に
   クオリティも高い。しかもホットとコールドが
   あって種類も豊富なんだ。 +38 仏国

アノニマス
 今日本に住んでる。本当にあんな感じで
  自販機がポツンとあるよ。+27 日本在住

そして これが本当の日本の無人店舗です
Japanese traditional Unmanned shop

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世界よ 見てるぅ?



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