Home > > 経済&政治

経済&政治のページ

中国から続々と企業が脱出
 エスケープフロムチャイナ

 
マレーシアが一帯一路の目玉構想の一つだった
東海岸鉄道などをとりやめました
こればかりでなく企業も次々と大陸脱出をしています
今回は中国から出て行く企業などの話題を
まとめました いわばEscape from Chinaです
ご覧ください/
大和タケル 

中国撤退,三菱電機,スズキ,オリンパス,マレーシア,一帯一路,鉄道中止,経済,

 
マレーシアのマハティール首相は中国訪問中だった
中国を中心とした経済圏構想「一帯一路」にかかわる
東海岸鉄道などの大型インフラプロジェクトを
中止することを発表した。
マレーシアの中止発表は中国主導の一帯一路構想に
大打撃を与えることは必至と見られている。


マハティール首相
中国撤退,三菱電機,スズキ,オリンパス,マレーシア,一帯一路,鉄道中止,経済,
「中止したプロジェクトはマレーシアに利益をもたらさない」
 
中国には『豊かになりたければ、先に道路を作れ』と
いう言葉がある」とし、東海岸鉄道を建設することは
マレーシアが豊かになるために大きな意義があるはずだと
主張したが マハティール首相はマレーシアが中国と
進める予定だった天然ガスのパインライン建設に
ついても中止を発表した/鳳凰網より抜粋
 
これは中国側にとってかなりの痛手となるでしょうが 
ここのところ こうした国家レベルの話ばかりでなく 
民間レベルでも大陸から出て行く企業が増え始めています
 
 
三菱電機 中国から国内へ工場移転
米向け工作機械、中国から日本へ生産移管 
三菱電機が貿易摩擦を懸念
 
中国撤退,三菱電機,スズキ,オリンパス,マレーシア,一帯一路,鉄道中止,経済,
放電加工機など2品目の生産を大連工場から
名古屋製作所に移管した(大連工場) 
 
 三菱電機は米中貿易摩擦に対応するため、
米国向けの工作機械の生産を中国から日本に移管した。
金型製造などに使う放電加工機と金属板を切断する
レーザー加工機で、両品目とも米政府が7月に
発動した25%の制裁関税の対象となった。
いずれも中国生産機の比率が高く、米国での競争力を
保つには日本からの輸出に切り替える必要があると判断した。
米中貿易摩擦で経営戦略の転換を迫られるケースが出てきた。 
日刊工業新聞より抜粋
 




 
スズキ、中国撤退 合弁解消検討、インドに集中
  
スズキは中国の重慶長安鈴木汽車(長安鈴木)の
合弁解消の検討を始めた。鈴木俊宏スズキ社長は
浜松市内で「電気自動車政策への対応も含め、
てこ入れ策を検討している」と述べた。
合弁先の長安汽車への株式売却のめどがついたと
話す関係者もおり、解消に向かう公算だ
 
 
オリンパス、中国デジカメ生産撤退
中国撤退,三菱電機,スズキ,オリンパス,マレーシア,一帯一路,鉄道中止,経済,
オリンパスは中国でのデジタルカメラ生産終了と発表した
1991年に設立した広東省の子会社でジカメやレンズを
製造してきたが、スマフォの普及で市場が縮小しているため
設備の老朽化もあり、ベトナム拠点へ集約して効率化する。
 
ユニクロも東南アジア重視へ
 
ファーストリテイリングが発表したユニクロの
新しいパートナー縫製工場リストで、昨年2月の
リストに比べてベトナムの工場数が40%増加し、
インドネシア等の工場数も小幅ながら増えた。
中国を中心とする生産体制に変化はないが、
東南アジア生産比率が今後高まる可能性が大きい」
経済各紙より抜粋 
 
 
このように有名企業の大陸脱出が続いています
主な理由は米中貿易摩擦や中国の人件費UP
また90年代頃より進出して作った工場の老朽化に
伴う移転などですが もう一つアジアの工場の
多国籍化が見逃せません
 
スズキ→インド オリンパス→ベトナムなど
いろいろな代行国が現れていることです
 
日本の外交は時代遅れ 

 中国撤退,三菱電機,スズキ,オリンパス,マレーシア,一帯一路,鉄道中止,経済,  
ところで最初の記事にあったように 一帯一路への
批判はEUやIMFなど含めて世界中で出ているんですが
注目すべき点はマハティール首相がわざわざ訪中して
断りを述べていることです
 
日本では政府関係者同士の会談ではまだまだ手土産というか
成果強調をするのが"外交"だという刷り込みがありますが
各国で自国ファーストが求められている中では 
すでに時代遅れとなっています
 
にもかかわらず 自公政権は中国におもねった
お手盛り外交を続けています
 
こんなことで習近平が追い詰められ 尖閣等に武力行使した
場合 自衛隊だけでは守れない助けてくれと叫んでも
"中国といっしょに儲けようとしてたじゃないか ふざけるな"
と世界から言われることが一番 心配なわけです
 
敵対までしなくてもいいが 媚諂うな! 
もう笑顔のレセプションだけでは通用しないでしょう
 
 




人気の過去記事

▲Page Top

投資信託を含め投資関連 金融派生商品には
元本保証および利回り保証のいずれもなく
元本割れが生じるリスクがあります

ご購入の際には、以下の内容および
各ファンドの「目論見書」等をご確認のうえ、
ご自身で投資判断を行っていただきますよう
お願いいたします。

本サイト内の個人投資 情報に対して
発生した損失に関しましては、
ページ管理者は一切責任を負いません
inserted by FC2 system